活々【いきいき】

家つくり 時代の変わり方

ito-pro伊藤でございます。

私は現在の住宅の作り方を日々考えています。

日本の家は今は正しい方向へ走っているのでしょうか、いつも疑問を感じています。

人の住む空間、スペースは常に快適でなければなりません。もちろん地震に強く丈夫な家、低燃費な住宅、健康な家、心地良い空間作り、色々と考えさせられる事を多々感じております。

 

最近の住宅は低燃費を重視、健康を重視、空間を重視です。

地震に強いは当たり前の事、低燃費は国の推進の元、各工務店は国の政策についていけるのかが心配です。確かに、老朽化してきた工務店には2020年問題に、ついていくことが出来ないのではと予想されていますが国はついてこれない工務店、建築屋は排除する考えです。

勿論、弊社は対策済です。

常に時代の流れは敏感に感じ取っている状況です。

 

私の加盟しているグループの全国の工務店の中で今、話題になっている事は、低燃費の為の対策後に、再びシックハウス症候群の増加です。こちらは非常に申告な問題です。

平成15年より法改正があったのにもかかわらず、最近ではシックハウス症候群の患者が増えています。病気の増加をとめる事は出来ないのか?

病気を軽減させる事が出来る事くらい国も理解しているのに、2020年問題と矛盾してしまう事で、足踏みか?

2020年問題もシックハウス問題の全てを解決する事が出来ると証明し認知していても、大手メーカーの圧力なのか時代は変わり切れないですね。

先進国、ドイツでは日本の家はドイツより50年遅れていると指摘されています。シックハウス問題も日本は今から、まだまだ悩まされると指摘

私が大工になって23年が経ちます。

23年間の時代の流れは

地震対策からはじまり、気密対策に変わり、次は病気対策になり、燃費問題に変わり、再び病気問題に戻ってしまうのか?

20年前に作っていた家は病気問題で今は作っていけない家になっている。

今から10年後の家は一体何を求められるだろうか?

楽しみです。

間接照明

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インパクト壁

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水周りリフォーム

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洗面 間接照明

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