活々【いきいき】

技量の向上

ito-pro代表の伊藤でございます。

私の始まりは大工です。18歳で何気無く大工の小僧で修行をして気が付くと今年に41歳を迎えてしまいます。今の自分は大工として技量が落ちたのかと昔の大工仲間に思われるかもしれませんが、全くもって技量は上がりました。昔より難しい作業の方の技量が上がっています。

今では、ほとんど事務所仕事、PC仕事で時折に作業場で大工仕事をしています。

大工仕事の内容の殆どが大工さんの嫌がる家具作りや物作りです。お客様からお金を頂きにくい物やサービス仕事、大工さんの嫌がる削り作業です。

大工さんの嫌がる作業をしていれば気が付けば技量が上がっておりました。思い返しても10年前より鉋(カンナ)での削り物が上手くなっている。10年前より発想の幅が広がっている。

確かに体力は落ちましたが気が付くと技術の向上を感じている。家具作りも馴れなのか上手くなっている。

大工の時の報酬は、これだけやれば、いくら貰えると・・・恥ずかしながらお金を物差しで計ってしまう自分がいました。今では、これだけの仕事をすると誰が喜んでくれるのかを優先出来る自分がいます。

新築の工事を受注し、お客様とのお約束をしてしまいます。気が付くと少しくらいの家具等もサービスしてしまう自分です。お客様は住宅ローンを借りて家を建ててくれるのだから、今後住宅ローンを払いながら生活していくのだから、後からの追加代金を気軽に請求しては思い切って住宅ローンを組んで頂いたお客様に失礼にあたります。

請け負った以上に信頼関係という絆があり、目先の利益をガタガタ言うと信頼関係は崩れてしまいます。社員にも言うことが少し利益が減ったってお客様が笑えば、それで良し。

目先の利益の為に働くと信頼が失われてしまします。先ずは相手の事を思い行動、実行です。

それが数多くのお客様へと変わります。

この地で長く工務店を経営していきたいと思っている自分には『目先の金儲けより一生の人儲け』を心掛けて建築に携わっていきたいと思っています。

伊藤

 

 

先日、お客様の奥様から相談を受けて磁石の引っ付く板を作成させて頂きました。

お代はもちろんサービスです。

木に磁石が引っ付くように細工を施した。

木に磁石が引っ付くように細工を施した。

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