活々【いきいき】

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主な事業内容
注文住宅   住宅リフォーム   住宅リノベーション
店舗改装企画   店舗リフォーム   店舗リノベーション
マンションリフォーム   マンションリノベーション

建築/作業規模の大小に関わらず,全力で しかもお客様とともに楽しみながらをモットーに取り組んでいます。

主な施工実績地区
安城市を中心とする三河全般、名古屋エリア  ※上記に含まれないエリアの方もお気軽にお声掛けください。可能な限り対応いたします。

安城の「 ito‐pro  イトープロ 」に  お任せください。

伊藤 昌悟【いとう まさのり】

株式会社  ito-pro  代表取締役    伊藤  昌悟
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1976年5月10日
安城生まれの安城育ち、私の父親、祖父、叔父は大工、他の叔父もタイル屋、工務店、設計事務所等の親族は建築一族です。
幼い頃、親父が大工の為に頻繁に夜は職人が立ち寄り居酒屋代わり・・・
小さな家で朝起きると隣で寝ている職人さん達の姿を普通の生活に感じておりました。
何気なく野球が好きで入学した工業高校建築科、卒業後にとりあえずと思い大工をやり出した事が私の今現在の始まりです。
大工に興味がそれ程あった訳ではないのですが、気づくと毎日毎日休まず大工の小僧を過ごし夢に迄高い所に登る夢、又は落ちる夢を見てしまう自分。
大工、家作りに夢中な自分に気づいてしまいました。
18歳で大工の見習い~24歳で大工で独立、(工務店の下請け大工)
独立の際には、楽しくて楽しくて、仕事がもらえる嬉しさ・・・喜び
今でも忘れません。独立2軒目の仕事の事を
お客様のお父様が癌で死の宣告を受けている中で工務店さんがお客様とお約束してお父さんに死んでしまう前に新しいお家で・・・と契約でした。
着工のタイミングでの工務店からのお話で「大工さんは1ヶ月でお願いします。」訳を聞き私も出来る限りがんばるとお約束をさせて頂きました。 実際に工事中にもお客様のお母さんから「お父さんが死んじゃう!大工さんがんばって!早く作って!」と・・・私も必死に、毎日毎日朝も早くから夜も近所を気にしながら夜の11時、12時迄現場作業でした。完成間際、私も正直クタクタでした。
結果、無理矢理内装工事も終わらせて、ご主人が亡くなる数日前に病院から宿泊許可をもらいご主人に「家が完成したよ」と一泊してもらったと奥様より聞かされて心より感謝の気持ちを伝えられました。「大工さんありがとう」「近所の方から聞いたよ」「毎日夜遅くまでがんばってくれてありがとう」「おかげでお父さんを新しい家で寝かす事が出来たよ」と・・・私もお客様からお礼を言われて正直、もらい泣き
と私も独立より必死に大工としてがんばってまいりましたが・・・
やはり楽しい事ばかりではありません。
工務店の下請けで大工をやると正直、作りたく無い物まで作る日々、現場を知らない営業マンの勝手なお客様との約束で抜いてしまうと家の為に良くない柱まで抜かされたり・・・
時には新築の建前後に屋根の形を変えて欲しい迄頼まれて・・・監督に言っても営業が怖くて言えないとか・・・私「この柱は抜いてしまうと、屋根の加重を支えているから梁が下がるよ」 監督「でも、営業マンがお客様に言ってしまって今更お客さんに正直に話せないって営業マンに言われてる。強く言えないし」「大工さん何とかして!」と・・・
私は、「何かあってからは責任は取れないですよ」「今からでもお客様に正直に話して理解してもらう事が大事ではないですか?」
やはり、営業は「何とかしろ」の一点張り
と・・・こんな事が普通にある下請け業界に正直、嫌気がさして29歳の時には下請けの大工の立場が嫌で、一度勉強の為にと思い工務店で自ら監督と営業を経験させて頂きました。
3年間、元請で自分の作りたいものを作る生活を送り再び独立させて頂き、
平成22年4月9日、株式会社ito-proを設立しがむしゃらに頑張っていた23年3月11日に全てが変わってしまいました。
津波にのみこまれる街や人を見ていたら、愛知にじっとしている事が嫌になり、3月29日には愛知の会社は社員に任せ、一人で宮城県へと宛ても無しに飛び出してしまいました。
石巻市へ入ると街はヘドロだらけ、道路は瓦礫と死体運びの自衛隊、まだまだ手をつけれない道路で私もここを手伝いたいと思い、早速拠点を探し被災した店舗を借り、インターネットで呼びかけたりで知り合った方々とボランティアをする事になりました。
震災後の石巻市、被災者の方々の話を聞くと毎日毎日涙が出てしまいます。
気がつくと小さなグループですがリーダーとなっていた私、会社が心配で帰りたくても被災者の方々と仲良くなって頼られて帰れない日々、気がつくと一年が経ちました。
NPOの誘いで気仙沼市の小さな村で集会所の建設を一緒に携わって欲しいと・・・
私も愛知のお客様が待っている為に、社員に訳を話し私と交代で社員がその後9ヶ月集会所の建設やドッグランカフェの建設に携わる事が出来ました。
私と社員で1年9ヶ月のボランティア生活、正直お金は寒気がするくらい無くなってしまいましたが、今ではこの経験が私の誇りです。
沢山の仲間が増え、沢山の経験があり今では、それを活かし仕事に結びついているとも思っております。
現在は愛知で主に住宅の新築、リフォーム、リノベーションに携わらさせて頂いております。お客様の描いた想像、また私の想像した建物をお客様と共感し形にする仕事、本当にすばらしい仕事だと自信を持って胸を張って日々出会いに感謝です。

2014.12.12  伊藤昌悟