活々【いきいき】

通気断熱WB工法

こんにちは

安城市工務店 ito-proの大林です。
先日お話させていただいた「通気断熱WB工法」について学んだことを書こうと思います。

 

皆さん、家を建てる時に何を重要視しますか?

 

多くの方が家を建てる時には、できるだけ便利に生活をするための住宅設備や間取り、建物の外観の美しさなどを重視する方が多いかなと思います。

なかなか注目されずらい所が、家の機能性なんです!
前回のブログでは高気密・高断熱住宅について述べましたが、住宅にとって大切なのは”機能性”だと思っていただけましたかね。

なぜ、機能性が大切かといいますと

メーカー家具等に使用されている接着剤や塗料は揮発性化学物質を含まれていることが多く、室内空気汚染の原因になることをご存じですか?これらはヘアスプレーや化粧品などにも含まれてます❕

室内を換気しないままでは住宅の空気環境が最悪な状態になり、体調を悪化する原因になります。
日本では3人に1人がアトピー性皮膚炎やぜん息など、アレルギー症状に悩まされる方がいます。
その多くの原因が家の中のダニやその糞・死骸などからなるハウスダストです。ダニは湿度60~80%で発生しやすいため、湿度を40~60%の温度にする工夫が必要になります。

国の法改正によって24時間換気制度の義務付けされましたが、通気断熱WB工法では機械換気を行わなくても24時間換気され続けます!!
WB工法の湿度は通年の平均値で54%程度です!
なんだその程度か~って思われるかもしれませんが、実は換気扇OFFの状態です(笑)
サラッとした空気が年中味わえて、夏のジメジメとは無縁の住宅ですね。

 

なんで通気断熱WB工法は換気がいいの?

 

WB工法の特徴として基礎部分と屋根の2カ所に通気層が設けられています。ここに形状記憶合金でできた自動開閉装置を設置します。形状記憶合金とは気温によって伸縮を自動で行ってくれる金属のことで、暑くなると縮み、寒くなると伸びる特性があります。
夏には基礎部分から床下の冷たい空気を取り入れ、壁の中の通気路を伝って室温で暖められて上昇気流を生じさせ、屋根から排出させることで換気をおこないます。
冬は夏と逆で空いていた通気口が閉じ、外の冷気を遮断することができるので家の中の気密性が上がり断熱効果が高くなります。
図の方が分かりやすいのでリンクを載せておきますね^^

https://www.wb-house.jp/wb

 

化学物質や臭いって実は水に溶けやすいのをご存じでしたか?

夏のモワっとした空気は汚れた空気の証拠でもあります。
空気中に含まれる湿気は換気をしないとずっと部屋中を漂って決して居心地のいい空気ではないですよね。

WB工法の住宅の特徴として土壁の原理を応用しています!
土壁は湿気を透過する特徴を持っており、室内の有害な化学物質や生活臭は湿気とともに透湿性の壁を透過して、屋外へ排出されます。その為、室内の臭いを抑えることができます。

「空気がきれいだね」

お客さんを招いた時にこんな言葉をかけてもらえたら素敵じゃないですか?
生活臭を抑える方法や空気を清潔に保つ方法は様々な手段がありますが、どうせなら家を建てるだけで余計な考え事をなくしてみてはいかがですか?
三河地方で新築を建てる際には是非、ito-proにご相談下さい。
お客様に合った生活スタイルでより快適な私生活を届けるお手伝いをさせて頂く提案をさせて頂きます^^